ちびっこいP905i、ケータイのワンセグで、なでしこTV観戦。
ボールが時々見えなくなる小さな画面ですが、しっかり応援しました。
敗れたという結果だけを考えれば残念です。金と銀がなくなってしまいましたから。
敗因は? 勝つチャンスはなかったか? いろいろウンチクはあるけれど、終わってしまったので仕方がない。場外のおせっかいな検証は大会後に。
それ以上に大切なのは次の試合。
三位決定戦。いやでも試合はやってきます。
さて、ここが踏ん張りどころ。
クラマーさんの言葉が思い出されます。
「タイムアップの笛は、次の試合への、準備の合図なのだ」
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敗れたという結果だけを考えれば残念です。金と銀がなくなってしまいましたから。
敗因は? 勝つチャンスはなかったか? いろいろウンチクはあるけれど、終わってしまったので仕方がない。場外のおせっかいな検証は大会後に。
それ以上に大切なのは次の試合。
三位決定戦。いやでも試合はやってきます。
さて、ここが踏ん張りどころ。
クラマーさんの言葉が思い出されます。
「タイムアップの笛は、次の試合への、準備の合図なのだ」
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(1999年の天皇杯です) 19日の4回戦は浦和レッドダイヤモンズに2-0で完勝。 23日の準々決勝はJ2のモンテディオ山形を難なく2-0で一蹴。 そして準決勝は12月26日、国立競技場で名古屋グランパスとの対戦になった。
前半からレイソルは多くのチャンスを作ったがグランパスのGK、楢正剛が立ちふさがった。前半の渡辺光輝のシュートを防いだのを皮切りに、レイソルの攻撃を最後の所で食い止めていた。
試合が動いたのが81分、右CKをストイコビッチが蹴る。普通にゴール前にクロスをあげるのではなく、少し下がったポジションにいた呂比須につないだ。呂比須は鋭くゴール前にグラウンダーのボールを送り、こぼれたことろを平野孝に押し込まれた。
0-1。
レイソルはその3分後に決定的な2点目を失った。
レイソルのCKのチャンス。こぼれ球を拾ったバデアがボールを失った。一気に攻め込むグランパス。レイソルのペナルティーエリアにはグランパスの赤いユニフォームの選手の方が多い状態だった。最後はストイコビッチに決められ0-2。勝負は決まった。
充実した試合だったが、レイソルにとってはチャンスが多かったせいか、口惜しい敗戦だった。
グランパスは2000年1月1日、サンフレッチェ広島との決勝も2-0で勝ち、優勝を飾った。
☆
西野監督にいきなりロッカールームに呼ばれた。
「何の話だろうか」ミョンボの横顔はしきりに気になる様子だった。
西野監督は単刀直入に切り出した。
「来シーズンはミョンボにキャプテンをやってもらおうと考えている。どうか」と。
じつは、ミョンボ自身は、日本人選手のキャプテンを後ろでサポートする立場が望ましいと考えていたのだが、しばらく考えからこう答えた。
「キャプテンをすることは問題はありません。ですが、条件があります」
「レイソルの選手はみな若い。この前の試合でも相手が勝手に倒れたのにすみません、なんて言っている。これでは勝てない。そういった勝負に対する精神的な弱さが出ると勝てない。若い選手に精神的な強さを教えたい。
勝つことにこだわる気持ちを全面に出しても良いのならば…………」
と答えた。
なぜそう思ったのか……………。天皇杯の準決勝のグランパス戦。
グランパスのMFはレイソルDFのアタックに焦り、明らかなミスパスをした。ボールはタッチラインを割りレイソルのスローインの筈だったが、レイソルDFのファウルを受けたかたちで倒れた選手を見て主審はファウルの笛を吹いた。レイソルのスローインどころか、グランパスのフリーキックになってしまった。
相手は倒れ、レイソルDFに文句を言った。これに対してレイソルの選手が「すみません」と謝ったのだった。これを聞いたミョンボは、彼が「すみません」と言った理由がどうしても理解できなかった。
ミョンボは「レイソルには才能を持った選手が多くいるが、残念ながら皆若い。勝負に勝つためには、強さも、時にはずるさも必要なのだ。良いチームで終わるのか、強いチームに変わることができるのか……………強いチームに変わりたい」そう思った。
これを聞いた西野監督は、「実はそういう面を期待しているのだ」と一言だけ言った。
2000年シーズンの柏レイソルはミョンボをキャプテンとして戦うことが決まった。
【ミョンボ語録 1999年 其の4 終わり】
text,photo by Takahashi KENT/高橋建登 無断転載を禁じます
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コメント 1
こんにちは。先日は、メッセージありがとうございました。
早速こちらのブログをお気に入り登録しまして、愛読させていただいております。
折角ですので、自分のブログでも紹介させていただきました↓。
http://ameblo.jp/daruma0215/
ぼくらが応援しているFC琉球の関係者にも、ぜひ「熱いハート」に触れて欲しいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます!
by だるま (2008-08-19 17:00)
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