2008年8月16日土曜日

2008 0816/超アウェーを超える/なでしこ


 なでしこ、強かったですね。
 「巧い」ですよね。選手一人ひとりはもちろん、チームとして巧い。それにとってもクレバー。

 様々な状況下でボールを持った選手が、次のプレーを選択する。この選択が最善の選択で、かつ、他の選手も同時に理解している。しかも各選手が高い技術を持っているのでプレーが正確でしかも速い。こんなサッカーをやられると、相手は常に後手後手に回らざるをえない。

 超アウェーの雰囲気をものともしなかったハートの強さにも感心します。
中国での試合で大観客の応援・歓声ってちょっとやりにくいところがあるんですよね。大したチャンスでもないのに中国チームが攻めると「ワー」ではなく、何か「ブーン」というか「ドドドー」といった感じの地鳴りのような歓声が上がるので、過剰にやばいって感じてしまう。そこからミスが出たりして、それこそホントのピンチになりかねない。
 結構やりにくいですよ。中国での試合。

 2004
年のアジアカップ、3-1で中国を下した決勝戦。そして今回の準々決勝での2-0の勝利。共通するのは持っている力を発揮させることの出来るハートの強さではないかと思う。

2005
年のマリノスでのACL、山東戦。1-2で敗れたのですが、「こんな雰囲気の中で、よくアジアカップ優勝したねぇ、昨年」とボンバーと話したことがあります。彼は「強かったイランはこんな感じで敗れたんだょ」と語ってくれました。

 上手い選手が強いハートを持っていれば素晴らしい選手ですよね。そんな選手が11人揃えば素晴らしいチームでしょう。

 なでしこ。これからの2試合も超アウェーになることでしょうが、素晴らしいチームなので、良いプレー、良い試合を私たちに見せてくれることでしょう。

Takahashi KENT
2008-08-16 11:30  nice!(0)  コメント(0) 

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